デルタボディ、レストア中
完成もしてないのにレストアとは噴飯ものですが、とりあえず塗装に失敗して一端は廃棄も考えたラジコンのランチアデルタボディですが、この失敗を将来の糧にせんと、塗装の剥離に挑戦することにしました。
ラジコンのボディはポリカーボネート製で、通常の塗料では素材の弾性に負けてポロポロ取れてしまいます。そこで専用塗料がある訳なのですが、これがまた少々の溶剤ではビクともしない強さで、無理すると素材が先に負けて白くにごるオマケ付き。結局削り取る位しか方法がなかったのです、昔は・・・。今?そう、今は!
ポリカーボネート塗料剥離剤、その名も 「とれるやん」
えー、ネーミングで効果の程が全くイメージできません。ベタベタな趣向が却って取り返しの付かない結果をもたらしそうで。しかしボディを捨てるか再生できるかの瀬戸際、当たって砕けろでございます。で、お買い上げ。600円也。
早速ファクトリーに戻って実行です。剥がしたい塗膜の上にとれるやんを塗り、乾燥対策にキッチンペーパーとラップを被せてしばし放置します。これ、コンロの油汚れを落とす方法と同じです。生活の知恵。
で、20分程放置した後に、塗った場所を麺棒でこすると・・・
「うぉ、とれる、とれるやん!」
思わず口から出た言葉に自分もベタベタやったかと自嘲しつつ、溶けかけのトイレットペーパーみたいになった塗料をムリムリ削り落とします。溶剤でなく剥離剤なので、塗膜がそのままベロリと剥がれる感じ。こりゃええわ。
時間の合間を見てこの作業をしばし行う予定。デルタボディ、復活なるか!?
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