「またアタイのメット痛くするっていうからプロジェクト」完結篇
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自己所有の自転車用ヘルメットに自作ステッカーを貼ってデコる、所謂「痛ヘル」を製作する当企画。今回は今夏放送開始の旬アニメ「輪るピングドラム」をモチーフにしてみました。
側頭部・後頭部とステッカー貼り込みが終わり、残るは前頭部。どうもアニメ本編ではヒロインがペンギンの帽子を被って「生存戦略ぅー!」と絶叫する場面があるらしく、同じ頭に被るヘルメットとして、これをネタにするのが筋というものでしょう。
しかし、ステッカー原紙にできるような細かいデザインがそうそうある訳でもなく、探しあぐねたアタイは結局「原紙も自作する」ことにしました。こんな時、かつてオウガジャージを製作する際に身につけたドローツールの技術がものを言いまさぁね。
で、原紙ができたら後は早いもの。ほいほいっとステッカーを製作してヘルメットに貼り込みます。本当はペンギンの眉毛?の両脇から更に飾りが出ているのですが、ヘルメット両脇の空気抜きに模様がかかりそうなんで、あえて外してみましたことよ。しかし、モノクロで作ると結構凛々しい感じだなぁ。
後頭部の白ライン上に少し余裕があったので、文言を追加することにしました。候補をいくつか印刷し、寸法出しをしたり、英訳リサーチをした結果、生存戦略(SURVIVAL STRATEGY)と入れることにしました。これでとりあえず全てのステッカー貼り込み完了、とします。
今回は元ネタ自体が記号をバンバン出してくれてたんで、そういう意味では組合せしやすかったです。ま、放送が始まったばかりで謎もまだまだ眠ってるんで、もう少し話が進んだら同じネタで痛ヘルを作ってみましょうか。次号、完結篇。
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今回ネタにした「輪るピングドラム」ステッカー切り込む素材としての記号はわんさと出てくるのですが、小さい記号をパラパラ入れても視認性に難があろうと考え、大きくドン!ドン!(from ONE PIECE)と入れることにしました。
そりゃ、ドン!ドン!と。実際に貼ってみると、たった3枚で後頭部がほぼ埋まってしまいまった。ちょっち大き過ぎたか?とも思いましたが、まぁこれだけ大きい方が分かりやすいってもんでしょう。
これで残るは前頭部と頭頂部。後頭部ライン上あたりにもアオリ文句を入れたい所です。
いつもより早目に完成しそうなこの痛メット、できれば量産したいものよ。だからUZよ、オーダーを探す、のぢゃ。アニメは生鮮食料品。早目に消費せぬと腐ってしまう、のぢゃ。早過ぎると腐っちゃうのは、巨神兵、なのぢゃ。
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夏も本番になり、暑さで少々ダレ気味のアタイですが、関西以東の幹部連より「新作アニメの輪るピングドラムが熱いんだか何だか分からない」という意見を頂戴しました。監督は幾原邦彦、アタイが高知時代に入れ込んだ「少女革命ウテナ」の監督でもあります。あれも結構幹部連で物議をかもしたなぁ・・・
とりあえずツカミだけでも見てみようと動画サイトにアクセスしたら、どうもヒロイン?が「生存戦略ぅ!」と叫んで変身するシーンがひっかかりました。おお、なんだか記号やラインがグルグルして、バーチャロンみたいだ。そういや去年、自転車メットをチャロン痛メットにしたなぁ。模様替えしてみるか。
という訳で、思い立ったが吉日とばかりに、メットのステッカーをバリバリ剥いでいきます。なーに、原紙があるから大丈夫。この程度のステッカーならいつでも切れるから(豪語)。
で、あっという間にスッテンテン状態のメットに。後頭部のラインは汎用的に利用できそうだったので、少し修正する程度で残しておきました。
メットを綺麗にしたら、おもむろにネタの原紙からステッカーをバリバリ切り出します。とりあえず手始めにペンギン柄を2枚。寸法合わせて台紙に貼りこんでナイフで切る、と。10分少々で切り出し終了。むしろ難しいのは切り出しよりもメットの曲面に貼りこむプロセスです。
で、それも難なく終了してこの状態。これで左右はいいとして、後は前頭部・後頭部を痛くするって寸法よ。
さぁ、どんどん痛くしてくわよん☆つーことで、UZよ。オーダー探してこい。
(つづく)
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思えば5月の連休明け、とあるDVD-BOXがリリースされるということで、楽天経由HMVで予約してたブツが、昨晩遂に到着しました。
「The Pacific」
昨年秋からWOWOWにて放送されてた戦争ドラマです。この製作スタッフは以前「Band of Brothers」を手がけているんで、WOWOW視聴できないアタイは指名買い。
この連休でじっくり見ようと思ったら、結構予定が詰まってたりして。まぁいいや、じっくり腰を据えて見るとしましょう。
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約半年の準備期間を経で出場したみやじまトライアスロン2011も終わり、当面の予定がなくなってしまった&両足ふくらはぎが痛みっぱなしのアタイはしばらくのんびりしておりました。まぁ、両足つりっぱで自転車こいでちゃ痛めて当然でさぁね。
で、2日ほどかけてバイクの整備をしました。レース中は降らなかったとはいえ、トランジット中に一雨喰らってますので、ヒガさんに教えてもらった「シートポストを抜いてフレーム内部の水分を抜くのぢゃ」をおこないます。幸いにして水気もそれほど無く、後は汚れを取って注油を行い、ワックスをかける、と。ホイホイホイ、はい完了。
で、シートポストを抜い
たついでにポジション高さを10m/m程上げてみます。前後は従来と変わらず。仮で座った時点ではペダリングが少し余裕できた、感じ?ゆくゆくはステム周りのセッティングにも手を出してみたい所です。
で、改めて今大会の反省をつらつら書き出すと…
① 事前準備はまぁ合格。トップチューブに貼ったペース表が雨で一部判読不能になった以外は。
② 心肺はローラーでメディオばかりしてたせいか、レース中に息苦しさはそれ程感じなかった
③ 妹背の滝クライムで両ふくらはぎが早くも終了。これは強化せんと遺憾。
④ 所山の激坂で早々に歩きが入った。これが制限時間ギリギリになった最大要因。
パラパラッと書いただけで、鈍いアタイにも課題が明確に読み取れました。「ヒルクライム練習しとけ」あぁ、やっぱそうかそうなんだよね。ローラー台じゃ流石に無理だこりゃ。台を捨てよ坂に出よう、か?
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とうとうアタイのチームのスイム担当は制限時間のAM11:25になってもトランジットに現れず、アタイはゼッケンに赤丸を喰らって繰り上げスタートとなりました。残念ながらリレー完走は無理でも、バイクコースで完走すればコースタイムは記録されます。目標は2時間半~3時間ですよ!
トランジットエリアを降りてチチヤスの陸橋上で乗車する際、わざわざ応援に来ていただいたたくろうちんから熱い声援を貰い、改めて気合も入ります。命捨てがまるは、今ぞ!(平野耕太「ドリフターズ」より)とガスガスペダリングしてたら、ちゅーぴーパーク北口の下りで直前のバイクがいきなり路側帯に突っ込んで落車するのを見てしまいまった。うおぉ、これは無理せられん。路面も朝の雨でハーフウェットだし、ここは慎重にいかねば…って、のんびりしてたら関門に引っかかるやんけ!
無理はできない、けど無理しないと関門に引っかかるというアンビバレンツに悩みつつ、阿品台~工業団地~大野とアタイはバイクを走らせます。こちとら最後尾の繰上げスタートなんで、ギャラリーもとっくに帰ってるだろうと思いつつ走りましたが、まぁ道々にえらい人数が応援に出てくれてます。すごいや、みやじまトラって、こんなに沿道の声援があるんだ!と少し感動しつつ第1エイドで水を補給、自分的に最初の難関と踏んだ妹背の滝ヒルクライムに入りました。
妹背の滝から第2エイドを経て距離6.5km、標高差約300mのヒルクライムですが、約2/3あたりまで進んだ所で足がピキピキし始めました。このピキピキがくると足がつる前兆なんで、「あぁヤバイヤバイ」と思った矢先いきなり足がつりました。あいててて!たまらず自転車から降りてしばし落ち着くのを待ちましたが、そのまま止まりっぱなしだと関門時刻にひっかかります。足がつりかけの状態で頂上へ自転車を押していき、そこそこ緩い傾斜の所で自転車に再び乗りました。
ひたすら引き足重視の一定ケイデンスでいけばなんとかなりそうです。なるべくふくらはぎの事を考えないようにして走り続け、ようよう頂上を越しました。
頂上から先は約15kmほど下り坂と平地ばかりです。ダムを抜けて佐伯CC前を通り、第3エイドではコーラとバナナを貰ってひたすらペダルを踏みます。足も何とか落ち着いてきました。よしここはタイム稼がねばならぬ、のじゃー。
スタートから36km地点でR186に入り、そこから第二の難関、距離3km標高差約130mのヒルクライムです。さっきの足の不安もありましたが、一定ペースでヒタヒタ登り続け、今度は足がつることもなく登坂成功!そこから1kmほど下り、麓の第4エイドで水を両足にぶっかけて強制冷却、ただただゴールを目指します。
スタートより45km地点の第5エイドで再度コーラとバナナを貰い、本コース最後で最大の難関・所山に入ります。この時点で約2時間ちょい経過。ここから6.5km程ヒルクライムすれば後はゴールまで降りるだけ。何だか目標の2時間30分もいけるかって気がしてきましたよ!
しかし、この所山。距離6.5kmで500m近い標高を上るだけあり、もう半端じゃない坂です。昨日のバス下見で覚悟してたつもりでしたが、実際に自転車乗るとここまでキツイんかって衝撃でした。自分的には両足がイってるとはいえ、激坂の中盤までは何とかいけると踏んでたのに、実際には激坂の遥か手前で両足がつり、自転車を降りて歩きモードに。今まで頑張って貯金してきた時間がどんどん削れていきます。途中でマーシャルの方にエアサロンパスを吹いてもらったり、目がチカチカしてきた(バテる兆候)のでバナナと梅エキスを飲んだりして、ヨレヨレになりながらも頂上を目指します。「リタイア」の言葉がチラチラ頭を掠めだしたのもこのあたり。けど、けどやっぱ完走したいきね。自転車もちゃがまっちょらんし、後2、3kmいけば頂上ながやきね!
頭がボーとしながら、痛む足をひきずり時速4kmちょいで自転車を押すアタイの頭の中で、漫画「3月のライオン」のフレーズがグルグル回ってます。
そううながされて 盤面を見てぼくは みるみる正気に引き戻された
「続けられないよ」
そのくらい「悪いよ」これ
まず感じたのは衝撃
そして 次に襲って来たのは 嵐のような
「恥ずかしさ」だった
さっきまで俺 この人の事 何て思ってた!?
(こういうタイプの人との対局は長くなるな 苦手だ…)
何だよ!?「こういうタイプ」って!!
(イライラしたらダメだ そこに喰らいつかれる)
何様だよ 俺!!?「イライラしたら」とか言って どんだけレベル読み間違ってんだよ!?
勝ちたいだけでただ対局を引っぱって 相手のミスを待つタイプの棋士と 相手を頭の中で勝手に「ランク付け」して
(ここで負ける訳にはいかない どうしても)
目の前の相手の「力量」も計れないくせに 私怨に頭全部持ってかれて
A級棋士つかまえてサブキャラ扱い
バカか オレは
(羽海野チカ「3月のライオン」より)
あぁ、今のアタイにどハマリです。アタイもバカだ。けど次こそは。練習すればきっときっと。もっともっと。
そして頂上前、ようやく傾斜がゆるくなった所で再びバイクに乗車。フラフラで頂上を通過した時に見た時計では、関門時刻ギリギリ。残るは下り坂、ここはイチかバチか飛ばすだけっショ!アタイの短い自転車人生ですが、その中でも最高に攻めたダウンヒルで、ようやくラントランジット(魅惑の里)に到着した時、関門時刻は残り1分を切ってました。
結果:バイク(55.6km)3:10:36
いやぁ、マジでキツかった。しかし、現時点での全力を出し切って、なおかつタイムが残せただけでも有難かったです。沿道の方々やエイドでの声援も大変有難く、励みになりました。この大会がずっと続いて欲しいと切に願います。
また、この大会で新たに多くのアスリートの方々と知り合いになれて、沢山の刺激を頂きました。本大会が実質レースデビューみたいなアタイに、実に親切にしていただき、これまた感謝、感謝です。この感動と刺激をこれからの実生活に生かしていきたいですよ。
けどヤバイですね。あれだけシンドイ思いしながら「機会があったら今度こそは」なんて思ってる自分が少しいる訳ですよ。ヤバイヤバイ。
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7/3、みやじまトライアスロン当日。バイクの預託がAM6:30~7:15だったので、アタイも相当に早起きして出発。無事に預託を終えて会場で他メンバーの到着を待ってるといきなり土砂降りが!雨のレースはコケそうで怖いでねぇと危惧しましたが、幸いにも30分程で止んでくれました。やれやれ、どうなるかと思ったよ。
そうこうする内に最終登録を終えたリレーメンバーと合流して、お互いの健闘を誓ったと思ったら、宮島にフェリー移動するスイム担当と魅惑の里トランジットにバス移動するラン担当を見送り、あっという間にメンバーはバラバラです。後はスタートを待つのみ。同じリレー・バイク担当のヒガさん達と談笑しつつ、その刻を待ちました。これ、一人だったら緊張でクラクラしちょったやも知れぬ。
AM10:00、レース開始を告げる号砲をバイクトランジットで迎えたアタイは、ひたすらスイム担当の到着を待ちます・・・ってあれ?トップタイム級の速さでトランジットエリアに佇むウェットスーツのあの方は、今大会でお知り合いになれたソノさんでは?ソノさんどうしました?何かあったんスか?
「息が・・・苦しくて・・・」
うお、それは残念でした。しかし無理してトンデモナイ事態になってはそれこそトンデモナイ事になります故。勇気ある決断に敬服です。
よし、アタイがソノさんの思いも背負って走るとしよう。けどスイム担当が来ないとフライングだしね。今のアタイにできる事は待つことだけ…待ちます…待ちます…あれ?来ないよ?確か1時間チョイであがるって話だったのに、もうAM11:20だよ?生まれ故郷に帰ってくる鮭のように、各スイム担当が続々上陸してくきてますが、アタイの鮭(相棒)は?何かあったんか?
少々焦り気味のアタイと、同じくスイム担当の到着を待ってるレーサー達数名に、マーシャルが近付いてきて言いました。
「AM11:25の時点でバイクは繰上げスタートとなります。今から予備のアンクルをお渡しします。」
うわ、これは想定外。昨日までのコースチェックで意識すらしてなかった「関門時刻」がこの期に及んで最大の問題として浮上してきました。ヤバイまじヤバイ。
そして全く関門時刻を覚えてない状態で、追いまくられるようにアタイはバイクコースをスタートしたのれす。
(つづく)
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先週末7/3に開催された、はつかいち銃弾みやじま国際パワートライアスロンに、リレー部門(バイク担当)で出場しました。
思えば今年初め、近所のスポーツ大好き兄貴から「やらないか」といわれて出場することになったみやじまトライアスロン。ローラー台買ったり心拍計買ったりローラー台に乗りまくったり無理コギして膝ヤったりと、実に色々な事の起きた半年でございました。しかし、それもこの日の為・・・
7/2(土)がエントリー&開会式ということで、アタイは午前中に現地入り。開会式前にバイクコースをバスで下見させてくれるイベント(有料)に参加しました。本来ならリレーチームで5月に下見イベントがあったので、それに参加したかったのですが所用で不参加、今回は始めてのコースチェックです。
バスでコースを回りながら、ガイド役の広島県トライアスロン協会の方が「このコーナーはグレーチングがあるから注意」「このクランクは充分減速して」と、実に丁寧に教えてくれました。アタイはコース図に記入したポイント距離をひたすらチェック、少しでも正確な距離で気分的に楽になろうと必死です。
で、総距離55km中45km地点(最終エイド)を過ぎての所山ヒルクライムが尋常でない坂なのにゲンナリ。これ、実家の上り坂と遜色ないのが延々続いちゅうやいか。ヤバイこれマジヤバイ。
少し血の気が引いた状態でコース下見を終えて会場に戻るとエントリーが既に開始されてました。結構な参加者がおられましたが無事にエントリーとリレーメンバーとの合流を終え、皆で開会式&競技説明を受けることができました。
財政難で一時は開催が危ぶまれたこの大会。前夜祭を中止したり諸々のイベントが縮小したと聞きますが、豪華な接待を受けるのが目的でなし、「足るを知る」の心境でこれからもやっていただきたいと思いました。いやもう正直な所、ギャラリーの歓声を受けつつ対向車を気にせず思い切り飛ばせてタイムまで計ってもらえるならそれだけで充分では?と、本大会がデビューの素人は思うのでしたよ。
(その2・当日篇につづく)
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